「朗読会」
女達の薔薇戦争
牧野くみこ
(左から三番目)

言わずと知れた牧野くみこ。TSCきっての男前役者と評判。舞台と違って朗読会では希望の役柄(ロミオ等)が回ってくるので朗読会は気に入ってるようだ。「じゃあ今のところをですます調に変えて読んでみて」と主宰に言われると、まるで言語変換機のようにすらすらと読んでみせ、他の役者を驚かせている。

丹下一(迦樓羅舎)
(左から二番目)

かつてはアングラ芝居をやっていたそうだが芸域は広く、海外公演・国内公演と活動も広範にわたり、稽古場に空港から直行してくることも多い。料理の腕前 もかなりのもので、主宰とは’最近のおいしい物’で盛り上がっている。ただ美食家故時々「旅行中おいしい物は控えめに」とチェックが入るが、声は永遠の 二枚目である。朗読会にはなくてはならない役者である。
TSCの本公演には梅若能楽堂で上演した「十二夜」に、恋するオーシーノ公爵として出演したのが最初。
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つかさまり
(左)

TSCでは’お嫁さんにしたい女優ナンバーワン’である。長いことジュリエットやオフィーリアができる女優がTSCにはいなかったが、彼女が登場してからは薄幸のヒロインを一手に引き受けている。だが意外に彼女の’いやなジジイ’役も味があって面白く、タフなおばさん役も迫力がある。TSC本公演には「ポーシャの庭」に、エネルギッシュなネリッサ役で初参加。朗読会には殆ど毎回出演している。

佐藤圭一
作曲・演奏
本来は’おしゃれジプシー’という中近東音楽バンドのバンマスである。主宰とは大学時代からの友人で、TSC設立以来、全ての作品の作曲・演奏(無論生 演奏!)を手掛けている。テーマ曲はリュートで、という主宰のリクエストに応え、毎回素晴らしい曲を作ってくれる。皆が待ち受けているのは芝居の楽曲集である。
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