東京シェイクスピア・カンパニー公演
鏡の向こうのシェイクスピアシリーズ
「無限遠点」Romeo and Juliet
【日 時】 2012年2月22日(水)〜2月26日(日)
2月22日(水) 19:00開演
2月23日(木) 14:00☆&19:00開演
2月24日(金) 19:00*開演
2月25日(土) 14:00&19:00★開演
2月26日(日) 14:00開演
☆印は平日マチネ割引 ¥3,000
★印は終演後奥泉光によるアフタートークを行います。
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前です。
【料 金】 全席自由席 前売3,800円 当日4,000円
  学割(当日要学生証) 前売3,000円
  ☆印の公演は平日マチネ割引 一律¥3,000
【場 所】 中野 テアトルBONBON(JR中央・総武線/東京メトロ東西線 中野南口より徒歩5分)
  TEL: 03-3383-3057 東京都中野区中野3丁目22−8
  ※駐車駐輪設備はありません。車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮下さい。
【出 演】 つかさまり / 原元太仁  / 紺野相龍 / 川久保州子 /
朝麻陽子 / 大久保洋太郎 / 大須賀隼人 / 田坂和歳 / 工藤早希子
【作】  奥泉 光
【演出】  江戸 馨
【作曲・演奏】  佐藤圭一 
【美術・小道具】  山下昇平 【照明】  関 喜明 【舞台監督】  中原和彦
【衣装縫製】  嘉本洋子 【宣伝美術】  田尻雅美 【イラスト】  かわいちともこ 
【記録】  金子由郎、長田史野 >【web担当】  吉田史明
【製作】  東京シェイクスピア・カンパニー>【製作総指揮】  江戸 馨
【協力】  エビス大黒舎、タンク、港町シェイクスピア
平行線はどこまでいっでも交わらない。そう考えるのが一般的な常識であるが、数学の世界には「無限遠点」という考え方があって、これを導入すれば、平行線はやがて交わるとすることができる。そのとき、私たちに馴染みのユークリッド空間は消え、不思議に歪んだ空間がかわりに姿を現す。「鏡の向こうのシェイクスビア」とはそんな場所に置かれた芝居であるだろう。
奥泉 光
「時」に裏切られた物語
「鏡の向こうのシェイクスピア」シリーズ、今回の題材は純愛悲劇として世界中に知られている「ロミオとジュリエット」。芥川賞作家・奥泉光による四年ぶりの新作・書き下ろし戯曲です。
そもそも何故二人の純粋な愛が、家同士の憎しみに打ち勝つことができなかったのでしょう。しかも指南役は神父なのに。シェイクスピアの他の祝祭喜劇や、悲喜劇と呼ばれる作品では、主人公たちが、「時」に助けを求めます。中には、「時」そのものが、登場して、物語を進める戯曲さえあります。ところが、「ロミオとジュリエット」に関しては、「時」が彼らの期待を悉く裏切ります。神の代理であるはずの神父が、「時」にしてやられてしまうのです。そこで、今回の物語です。ロミオとジュリエットにとって、愛を全うしつつも生き続ける道はなかったのでしょうか?答えは、劇場で。
東京シェイクスピア・カンパニー主宰 江戸馨
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【予 約】  東京シェイクスピア・カンパニー
【お問合せ】  TEL&FAX:0422-34-0545 http://www.tokyoshakespeare.com/