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東京シェイクスピア・カンパニー 公演
「ハムレット」
【日 時】 2011年2月24日(木)〜2月28日(月)
2月24日(木) 19:00開演
2月25日(金) 19:00開演
2月26日(土) 14:00&19:00開演
2月27日(日) 15:00開演
2月28日(月) 15:00開演[平日マチネ割引(\3000 学生・当日共)]
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前です。
【料 金】   前売・予約3,500円 当日3,800円
  学生(要学生証) 3,000円
  平日マチネ割引 3,000円(予約・当日共)
【場 所】 シアターイワト(神楽坂)
  TEL: 03-5225-3635 〒162-0832 東京都新宿区岩戸町7番地
【出 演】 牧野くみこ / つかさまり / 原元太仁 / 関野三幸 / 
大須賀隼人 / 榛葉夏江 / 丹下一(迦樓羅舎)/ 齊藤嵩也 / 
田山楽 /
【原作】  W. シェイクスピア 
【超訳・演出】  江戸 馨【作曲・演奏】  佐藤圭一 
【舞台美術】  濱崎賢二(青年団) 【照明】  関 嘉明 【舞台監督】  中原和彦
【小道具】  山下昇平 【衣装縫製】  嘉本洋子 
【宣伝美術】  田尻雅美 【イラスト】  かわいちともこ 
【記録】  金子由郎・長田史野【web担当】  吉田史明 【制作】  松尾伸彦・藤井由樹・小口 宏
【協力】  舞台美術研究工房・六尺堂、港町シェイクスピア
【製作総指揮】  江戸 馨
「ハムレット」にひそむ謎  江戸 馨
「ハムレット」における最大の謎は、ハムレットに、叔父を殺して父の復讐をせよと告げる亡霊の正体です。「お前の父の霊だ」と亡霊は名乗 りますが、ID カードを付けているはずもなく、悪魔である可能性もあります。ハムレット自身、出会った直後は、必ずや「父」の言葉通り復讐する、 と誓いますが、「冷静」になった時には、亡霊が悪魔だったかもしれないと疑います。もし悪魔であるとしたら、その言葉通りに殺人を犯せば、 彼は地獄行きです。そこで彼は、亡霊の言葉以外にも証拠を求めようとするのです。
 では彼はあっさりと騙されないほど、冷静沈着な男なのでしょうか。戯曲には、対比となる彼と同年代の若者が三人登場します。一人は彼の 親友のホレイシオで、哲学を学び、理性的で、唯一信用できる男、とハムレットは彼を賞讃しています。二人目は激情家のレアティーズです。 レアティーズは血の気の多い若者らしく、自分の父が殺されたことを留学先で聞くと、復讐の為、デンマークの宮廷に乗り込んできます。また、 妹のオフィーリアの葬儀では、自分もともに墓に埋めてくれと、墓穴に入って泣き叫び、ハムレットの怒りをかいます。三人目はノルウエイ の王子フォーティンブラスです。彼は当時の軍人の理想である、理性と行動力を兼ね備えた人物として描かれています。となると、我らがハ ムレットはどうなのでしょう。理性派なのでしょうか、それとも激情家なのでしょうか? 確かに彼は物事を徹底的に検証して考えるのを好 むようです。そしてその結果、人間は行動できなくなる、とも言っています。ですが、激情家であることも確かです。亡霊に手招きされれば、 止める友人を振り払って、付いて行って真相を探ろうとする「アツイやつ」ですし、一瞬の激情から、壁掛けに隠れているポローニアスを、 仇の叔父と思って殺してしまうのですから。「尼寺へ行け!」とオフィーリアをつっぱねたり、彼女の葬儀の際、泣き叫ぶレアティーズにくっ てかかったり、激情家以外のなにものでもない行動をとっています。なのに、何故叔父を殺して復讐しないのでしょう。
その答えを探しに、劇場におでかけ下さい。
メールでもお問い合わせ、ご予約預かります。
ハムレットチラシ裏面
【予 約】  東京シェイクスピア・カンパニー
【お問合せ】  TEL&FAX:0422-34-0545 http://www.tokyoshakespeare.com/