江戸 馨 PRESENTS「月よ語るをやめるがいい。ぼくが本を読もう」 
キャッツ
月夜のチューダー猫シリーズ:第十五章
「愉快か不愉快か?! ''キス・ミー・ケイト'' 」
【日 時】 4月24日(月)20:00開演 (開場19:30)
【料 金】 前売り¥2300 / 当日¥2500(1ドリンク付 / 学生300円引き)
全席自由席 ご来場順のご入場となります
【場 所】 キッド・アイラック・ホール (京王線明大前下車2分)
【出 演】 牧野くみ子 / 井手泉 / つかさまり / 丹下一(迦樓羅舎)
【作曲・演奏】  佐藤圭一
【構成・訳・演出・夜話】  江戸馨
 さて今回は。。。
女なら誰もが「許せない!」と思うアンチ・フェミニズム的セリフや、精神がマッチョな男どもばかりが登場するシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」。それなのに、''キス・ミー・ケイト''なるミュージカルまでも生みだすほど人気があるのは何故でしょう。
愉快か・不愉快か!?最後の「キス・ミー・ケイト」のセリフで涙することができるのか?
江戸 馨
南インドの高校でシェイクスピア劇と出会う。国際基督教大学博士前期課程修了後、1990年に東京シェイクスピア・カンパニーを設立。以来自ら台本を訳し、演出を手掛けている。またシェイクスピア作品のその後編なども執筆、「鏡の向こうのシェイクスピア」シリーズとして上演。
牧野くみ子 では恵み深い神にかけて、あれは恵みの太陽です。
でもあなたが違うと言うのなら、あれは太陽ではありません。
月が姿を変えるのも、あなたの心が変わるから。
あなたが名前をつければ、なんでもその名前になるでしょう。
そして私はあなたのつけた名前で呼ぶのです。
井手 泉 金貨の奏でる音こそが、この俺を結婚式へと駆り立てる
音楽になりうるのだたとえ相手がロレンティウスの花嫁となった
ような醜女でも、占いババアのシビルほどの年よりでも、
ソクラテスの口うるさい妻クサンティッペのようなじゃじゃ馬でもかまうものか。
つかさまり 高慢な心はお捨てなさい、なんの役にも立たないのですから。
そして身をひいて、旦那さまの足元にひれ伏しなさい、
従順のあかしとして。
私はいつでもひれ伏します、旦那様がお望みとあらば。
丹下 一
(迦楼羅舎)
この女は俺の所有物だ、家財道具だ、家やしきだ、
台所用品であり、畑であり、納屋だ。俺の馬だ、牛だ、ロバだ、
一切合切すべてだ。手が出せる奴がいたら出してみろ。
*キッド・アイラック・ホールで定期的に朗読会を行っています。
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